9月1日は「防災の日」です。
この日は関東大震災が発生した日であり、台風シーズンを迎える時期でもあることから、防災への心構えを準備するという意味で「防災の日」が創設されました。
また、「防災の日」を含む一週間は防災週間と定められ、各関係機関が緊密な協力関係のもとに、防災思想普及のための行事や訓練などを行っています。

~防災グッズ~

・食品
飲料水: 水は人間が生きるための必需品です。1日に必要な飲料水の量の目安は成人で約3リットルであるため、自宅には1人あたり「3リットル×3日分」の飲料水(保存水)をストックしておきましょう。保存期間が過ぎたら新品に交換するなど、定期的な見直しも必要です。
非常用持ち出し袋の中にも、避難する際に水分補給が行えるように、2リットル程度の飲料水を入れておくと安心です。衛生面や飲みやすさなどといった観点から、「500ミリリットル×ペットボトル4本」といったように小分けにして準備しておきましょう。

食料:災害時にはガスや電気、水道といったライフラインが停止する可能性があります。調理の必要がないレトルトご飯や缶詰、お菓子などの食料品、乾パンなどの保存食を、賞味期限に注意しながら「人数×3日分」程度準備しておきましょう。
避難所では、おにぎりやパンなどの食品が配給されるケースが多く見られます。避難所に持参する非常用持ち出し袋の中には、野菜や魚の缶詰・レトルト食品など、タンパク質やビタミン類、食物繊維を摂取できるものを準備することが大切です。

・医薬品
胃腸薬、痛み止めなどの常備薬:ストレスや食生活の乱れで胃腸の不調が起きることは少なくありません。また、頭痛や筋肉痛を和らげるために痛み止めも必要です。普段使い慣れた薬を防災バッグに入れておきましょう。

お薬手帳: 持病のある方は、お薬手帳を携帯することで、災害時でも適切な医療を受けやすくなります。服用している薬の種類や量を記録しておくことで、医師が診察しやすくなり、迅速な対応が可能です。

絆創膏: 小さなけがでも放置すると感染症のリスクがあります。防水タイプの絆創膏や、肌に優しい素材のものを複数種類用意しておくと便利です。

乳幼児がいるのであれば、ミルクや哺乳瓶、紙オムツなどが必要です。ペットを飼育しているのであれば、ペットフードや水、トイレシート、キャリーケースなどを用意しなければなりません。
また、ペットに関しては、移動やキャリーケースに普段から慣れさせておくことで、比較的スムーズに避難できます。一緒に避難できる避難所がどこにあるのかも、事前に確認しておきましょう。

避難所によっては、一緒に避難できないところもあるので、ペット同伴可能な避難所があるかをお住まいの自治体の公式ホームページなどで事前に確認しておくことも重要です。