6月の天気は崩れやすく、気圧が低下しやすいといった特徴があります。このような時期に起こりやすい気象病とは何かご存知ですか?
今回は気象病についてご紹介いたします!

気象病とは気温、気圧の変化により体がうまく対応できず体に不調が現れることを言います。最も多く見られるのは気圧の変化が大きい台風のシーズンや季節の変わり目、梅雨に見られることが多いです。
気象病は特に気圧の変化が関係していることが多いとされており、耳の奥にある内耳が気圧の変化を察知して脳に伝わり、自律神経に影響すると言われています。

自律神経の乱れが原因で片頭痛、肩こり、関節リウマチなどの症状を悪化させたり、過去にケガをした場所が痛くなるなど様々な症状が現れることがあります。
また、体に出る症状だけでなく、自律神経が乱れることにより気分が落ち込んだり、集中力が低下したりします。

○どのような人が気象病になりやすい?
・PMS(月経前症候群)、更年期障害がある人
・女性(ホルモンバランスの関係により)
・乗り物酔いをしやすい人

○予防するには?
・適度な運動や湯船にしっかり浸かることで自律神経を整える
・生活リズムを整える
・朝起きてから太陽の光を浴び体内時計をリセットする
・どんな時にどんな症状が現れるのか、不調の内容など日記として記録をつける
 →自分のサイクルを知っておくと不調になりやすい日を避けて予定を立てることができます。

気象病を軽減させるためには、耳周りを温めたり、マッサージするのも効果的です。これらのことを意識して気象病に備えましょう!