残暑が続いていますが、体調にお変わりありませんか。
おいしい食べ物が増えるこの季節、秋が深まっていくのが楽しみですね。今月は秋に旬を迎える食材とその特徴についてご紹介します。

魚類(鮭、鯖、秋刀魚など)
・DHAやEPAといったオメガ3系不飽和脂肪酸を豊富に含む
特に鯖のDHA・EPA含有量はトップクラス
・カルシウムや鉄分、良質なタンパク質なども豊富

きのこ類(しいたけ、しめじ、舞茸など)
・きのこ類特有のグアニル酸という旨味成分を含む
・低カロリー
・便秘予防、大腸がん予防に繋がる食物繊維が豊富

魚に含まれているDHA・EPAは悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やしてくれるため、動脈硬化の予防にも繋がります。また体の成長に必要なカルシウムやタンパク質も豊富に含まれているため、魚はどの年代でも摂るべき食品といえます。
また魚にはカルシウム、きのこにはビタミンDが豊富に含まれています。カルシウムは骨形成に必要な栄養素であり、ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあります。そのためカルシウムとビタミンDは組み合わせて食べるのがお勧めです。鮭ときのこのホイル焼き、鯖缶ときのこを入れた炊き込みご飯、きのこのマリネにしらすを追加するのはいかがでしょうか?☺
ぜひ旬の魚類ときのこ類を組み合わせた料理で秋を堪能してください♪

 また、秋は柿や梨、ぶどうなど果物がおいしい季節でもありますね。果物には果糖という糖質が多く含まれています。果糖の摂りすぎは中性脂肪の上昇に繋がります。果物は旬を楽しむ程度で、食べ過ぎにはご注意くださいね。